筋肉・骨格系の機能が悪くなっているところを良くするのが施術の主たる目的です。
悪くなっているところ、いわば治癒へのブロックを取り除くことで回復を促します。
部分のみならず、全身の調和をもたらし、ひいては全身の健康を目的とするものです。
施術はやさしく小さな力で行うため、女性やお子さんも安心して受られています。
小さな力だからこそ、深くまでアプローチ出来るのです。
当治療室では、「オステオパシー」・「カイロプラクティック」の技術を基礎とした施術を行っております。どちらもアメリカで発展してきた手技療法です。
現在はこの二つを合わせて「マニュアルメディスン」とも呼びます。
日本語にするなら「手技療法」、手で行う療法のことです。
(オステオパシーの歴史、哲学についてはコチラをご覧ください)
「カラダの力を取り戻す」
脊柱(背骨)を中心とした筋骨格系を調整することによって、中枢神経系を含むからだの全体的なバランスを改善していきます。
目指すところは、人間が本来持っている「自然治癒力」を最大限に発揮するよう導くことにあります。
筋骨格系のアンバランスや可動域制限を調整して、全身の様々な問題・症状を治癒に導きます。肝心なのは「自然治癒力」が発揮されるようにすることです。
人間に備わった体力が、無理なく発揮されるように導くのが、私たちの仕事です。
身体運動調整の要、「固有受容覚」のエラーを改善
「固有受容覚」とは、自分の身体の位置や動き、力の入れ具合等を感じる感覚です。
受容器は主に筋肉や関節にあります。
固有受容覚は身体の動かし方や、器用さに関わります。
スポーツやダンスのように大きく動くときは体幹・四肢の位置を感じ取り、
手作業のような小さい動きの中では力の入れ具合等を感じとり、無意識に調整します。
筋骨格系に不具合が生じると、この固有受容覚も不調が起こります。
当治療室では、固有受容覚のエラーを確認し、修正していきます。
これは私たちの手技療法の大きな特徴の一つです。
患者さま・ご来室者さまの主訴や年齢等の状態に応じて施術内容は変わります。通常は下に示すような検査・施術を行っております。どれも痛みを伴わない、やわらかな手技による施術です。
実際の施術の流れは「問診⇒検査⇒施術⇒再検査」です。
検査、施術は当然ですが、当治療室では特に問診も大事にしております。既往歴や生活習慣、ご職業など、ご本人の状態を把握するために痛みの状況以外のお話も伺います。
何気なくお話される中に、大事なことがあります。
当治療室の手技療法は、オステオパシー、カイロプラクティックの技術の中から、その方に適した、より安全で効果的な手技を組み合わせて施術しております。
※厚労省の医業類似行為、手技療法に関するガイドラインに則り、法令遵守に努め、安全な施術をしております。
検査のようす(筋力検査)
腰椎への施術
不調の原因は様々です。過労、精神的ストレス、アクシデント、睡眠不足、食べ過ぎ等の生活習慣、また、天候や体の周期も健康状態に大きく影響します。
当治療室の手技療法は、こうしたストレスによって生じた歪みや、動きの制限を調整し、本来の健康状態を取り戻すように促します。
背骨などの骨格に生じたずれは、神経や血管を圧迫し、体液の循環を阻害する要因にもなります。また、自律神経にも影響し、思わぬ不調の原因になります。
腰痛、首痛、肩こり等はもちろん、頭痛や動悸、息切れ、便秘、冷え、体力低下、不眠、倦怠感など様々な不調につながります。放置すると更に思い症状に進行することもあり、見過ごせない問題です。
全身のバランスを見て、体の中の動きの悪い所は動くようにし、緩み過ぎている所は緊めます。骨格が整うと圧迫されていた神経が解放され、血液等の体液循環を改善し、自律神経が安定します。その結果、諸症状が改善し、体の元気が取り戻っていきます。
当治療室では、問診と触診によって不調の原因を調べ、手技療法を施します。
運動競技に取り組んでいますと、関節可動域や痛み等の問題は無いが、今一つ噛みあわないという事があります。
当治療室では、技術やメンタルの改善以前に、身体状況の見直しをおすすめしております。
筋肉と神経の連携が上手くいっていない場合、なかなかご自分では気付きにくいものです。
プロスポーツなどのトップアスリートの世界では、動作のタイミングが0.1秒遅れるだけで結果に差が出ます。
そうしたロスを無くし、シーズンを通して良い状態でプレーする為にも、当治療室の手技療法は有効です。
思い描く理想のプレーを実現するために、ぜひご来院ください。
当治療室では、主に以下のオステオパシー手技を組み合わせて施術しております。
・アジャスト
当治療室の施術で最も特徴的な手技です。
後頭下をごく軽い力で調整し全身のバランスを取ります。
神経伝達や固有受容覚のエラーなど主に体の機能的な側面にアプローチします。
・筋エネルギーテクニック
可動域制限のある関節を制限限界のわずか手前までストレッチ、そこで患者さんに力を入れてもらいます。
神経の反射を利用して、関節の可動域制限の元になっている組織を緩めて正常に近づけます。
シンプルながら非常に効果の高い方法です。慢性的な症状への施術に特に向いています。
・頭蓋仙骨テクニック
頭蓋骨と仙骨の動きのバランスをとります。
頭蓋骨、骨盤は安静時でも動いています(実際にはその他の部分もみんな動いていますが...)。
その動きの幅やバランスをとる事で全身の健康を回復する方法です。
ごく軽いタッチで頭蓋骨の状態を触知し、施術します(※頭蓋骨は特に軽いタッチで行わないと反応を得られません)。
いろいろな流儀があるのですが、私はアプレイジャー先生によって開発された方法を行っています。
・バランス アンド ホールド アプローチ
可動域制限のある関節の最も緩む位置に保持し、そこで患者さんに深呼吸をしてもらいます。
筋骨格系への神経的なエラーをリセットする方法です。制限のあった関節周囲の組織が緩み、正常に戻っていきます。
寝違いや、ぎっくり腰等、急性の症状の施術にも安全で効果的です。
・筋・筋膜リリーステクニック
主に筋膜の制限を取り除きます。硬くなっている組織に接触して緩める方法です。
筋膜へのアプローチは、筋肉の状態だけでなく、全身の体液循環にも作用し、全体的な健康度を回復します。
アクセス
仙台市営地下鉄南北線「五橋駅」北4番出口より徒歩2分
JR仙台駅西口より徒歩13分
近隣にコインパーキングが多数あります。お車でお越しの方はご活用下さい。
※「茶 鈴井園」ビルの2階です。