スポーツは実際に自分でプレイするのは勿論、観戦するのも面白いです。
試合前に、どちらが勝つか予想する方も多いですね。
目のつけどころとしては、やはり選手の調子を見れなくてはいけません。
試合が始まって、プレーの様子は一番参考になるのでしょうが、試合前の様子もとても参考になります。
最も大事なのは歩く様子です。これは大抵の競技で、選手の歩く様子は見ることが出来ます。
野球であれば、投手がマウンドに上がる様子はとても参考になります。
歩く姿のどこを見るか?まずは全体の印象を見るのが大事です。何となく調子が良いかどうかです。
全体の様子が感じられ、良くない印象があったら、少し詳しくどこか止まっているところはないか見てみます。
歩く様子を後ろから見た時に、腰や背中の一部に止まっているような硬い印象を受けることがあります。
そのような時は本調子でないことが多いようです。
運動は全身の協調が大事です。そこで一部硬いところがあると上手く連動していきません。
たとえば腰が硬いと下半身の力がうまく上半身に伝わらずパフォーマンスが低下します。
野球の投手なら打たれる可能性が増します。
また逆に、歩く姿から良い印象を受けたならそれも一つの指標です。
より良いコンディションで試合に臨めていると推測できます。
スポーツ観戦に詳しい専門知識があるとそれも面白いと思いますが、
歩き姿から受ける印象などのように直観的に観るのも大事です。
専門知識と直観の両方で選手を観てあげるとスポーツ観戦がより豊かになっていくと思います。
プロスポーツの観戦に限らず、お子さんの部活動の試合等でも全体の印象を見てあげて下さい。
おかしいと感じたら話を聞いて、治療院などでケアされるとよいと思います。
本人に自覚症状のない段階で、不具合を解消できるかもしれません。