· 

「無理をしないって何?」

スポーツに限らず、ダンスや楽器演奏、芸術、技術の習得で大事なことは「無理をしない」ことだと思います。

しかし、無理をしないと言っても、練習時間を減らすということではありません。

練習時間は必要です。

「身体の理に適った練習をする」ということです。

 

身体の理を無視すると、ケガのリスクも高まります。

当然、長時間の練習も出来ないし、変な癖がつくので上達しません。

良いことは何もありません。

 

ではどうすればいいか?

人間の身体の構造を、運動を通して理解することです。

その為には、日常生活の中から身体に注意むけることがよいと思います。

今回は私が気を付けている事をご紹介します。

 

例えばスクワット動作ならば、

「膝とつま先が同じ方向を向いているか?」

これに注意します。

歩くとき、膝を屈伸する動きの時など、色々な場面で大事な注意です。

膝が開いたり、逆に閉じたりするような癖のある方は特に注意してください。

こういった何気ない癖は、プロスポーツ選手でもしばしば見受けられます。

 

チェック方法は簡単です。

しゃがんでみて下さい。

その時にどうなっているか観察します。

(ちなみに私は右ひざが開いてしまいます。)

 

膝とつま先がそろっていないと、例えば膝関節を痛めやすくなります。

膝の不調は隣り合う足首や股関節にも影響します。

膝を曲げる動きを繰り返す方は注意して下さい。

ちょっとした事ですが、とても大事です。

是非、参考にしてください。

 

皆様の健康と繁栄を願います。