スクワットという運動があります。
立位で膝を屈伸する、筋トレ種目としてお馴染みの種目です。
この運動をする時に注意したい事をお伝えします。
スクワットで一番多いトラブルは膝関節のけがです。
今回は下肢の関節を痛めないための注意です。
スクワットで大事な注意点は「膝とつま先の方向が同じであること」です。
スクワットをしている時によくみられる間違いは膝が開いたり、閉じてしまったりすることです。
(プロスポーツ選手でもスクワットの時に膝が開いてしまう人が結構います。)
膝の関節運動が一定しないので、膝の関節面に不自然な負担がかかります。
繰り返していると、膝関節の軟骨、靭帯、筋肉のアンバランスが生じてしまいます。
膝と隣合う関節にも影響します。
股関節、足関節です。
「自分は大丈夫だ!」という方も年の為、一度動画撮影する等、客観的な観察をおすすめします。
自覚のある方は、膝の癖が出ないように行うことが大事です。
それと、深く曲げることにこだわらないようにして下さい。
深く曲げると膝の癖が出やすくなるので、
まずは開いたり閉じたりという癖が出ない範囲で丁寧に行うようにして下さい。
ケガをするとせっかくの運動も台無しです。
健康のための運動はケガ無く、無理なく、少しづつが良いと思います。
スポーツ選手の皆さんは、筋トレは癖を観察するのに便利です。
是非動画撮影し、トレーナーと相談してケガのリスクを取り除いて下さい!
最後にもう一度繰り返します。
スクワットで大事なこと「膝とつま先の方向が同じであること」です。
皆さまの健康と繁栄を願います!