いつもお読みくださりありがとうございます。
最近、くしゃみや深呼吸の時に、ケガをした左足に痛みが走ることがあります。
また、運動の為に懸垂をする時も左足に疼痛が出てきます。
これは何かと考えますと、左足の筋膜に制限があるためでしょう。
車で轢かれていますので、骨だけでなく、周りの組織も傷めています。
組織の修復はされていても、柔軟性まではまだ回復しきっていません。
医師の診たてでは、5月下旬時点であと半年ということですから、まだ制限があって当然です。
さて、左足の筋膜の制限です。
くしゃみや懸垂で痛いとは何事でしょうか。
全身の筋膜はつながっており、一つの組織だからです。
くしゃみの衝撃も全身に伝わります。
しかし、私の場合は左足にケガの痕があるためにスムーズに衝撃が伝わっていかず、受け止めてしまうので痛みを感じてしまうのです。
懸垂運動の時も同様です。
懸垂運動はぶら下がるので、体のどこかを接地している運動よりも、筋膜の滑る運動が全身に影響します。しかし、左足の筋膜は滑る動きにも制限があり、疼痛を誘発してしまいます。
痛いのはイヤなのですが、現象としては興味深く、本に書いてあることは本当だったのかと感激しています。
私は手技療法を生業にしているので、筋膜へのアプローチにとても良い研究になっております。
ケガの功名というか、転んでもただでは起きないぞというか、せっかくの経験を皆様のお役に立てるようにいたす所存です。
どしどしご用命ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
さとう接骨治療室
(写真:peterkummli)