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「背骨はなぜ大事か」

背骨が大事なのは、言うまでもないことでしょう。

しかし、あらためて何故かと整理してみるのは理解を深めるのに役立ちます。

 

当治療室の施術は背骨、骨盤、頭蓋骨の調整に特徴がありますが、特に背骨はほぼどなたにも手当する大事なところです。

では、どういう役割があるのかみていきましょう。

 

背骨は運動器としてみた場合にも重要です。

体幹の中心で、背骨に動かないところ運動の妨げになります。

わかりやすい例として、ぎっくり腰や首の寝違えがあります。

不具合としては身近で軽傷ですが、生活の不都合は大きいです。

背骨は運動の連鎖が大事です。

実際に動かないのは、背骨のうちの1つか、せいぜい3つでも全体への影響は大きいのです。

 

背骨は中枢神経を保護する役割もあります。

脊髄を囲い、背骨の隙間から神経が出ています。

背骨の動きが悪くなるとか、隙間が狭くなるということは神経伝達が阻害される原因になります。

中枢から抹消への指令、抹消から中枢への情報伝達、どちらも生活するうえで欠かせない働きです。

 

背骨の傍には自律神経が通りますので、自律神経との関わりも重要です。

自律神経は脳と脊髄からはじまりますので、脊髄にかかるストレスが自律神経に影響します。

また、背骨の傍を交感神経幹という自律神経の幹が通ります。

そのため、背骨の可動性は交感神経系に直接的に影響します。

 

以上、簡単ですが背骨には重要な役割があります。

背骨が良い状態であることは、一般に思われているよりも大切です。

背骨のケアはなかなか自分では難しいところもありますので、よろしければ当治療室にご用命ください。

当治療室の施術は背骨のどこに不具合が生じているか確認しながら行います。

急な捻転や、強く押すような手技ではありませんので、刺激が苦手な方も安心してご利用いただいております。

ご来院お待ちしております。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室