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「足の裏は大事だと言うけれど」

健康において足の裏が大事だと言われます。

足つぼ療法とか、反射区療法とか、いろいろな療法もあります。

そう言うことはあるのでしょうが、もっとシンプルに足の裏が全身に及ぼす影響について考えてみましょう。

 

足の裏は地面との接点です。

地面からの情報を受け取るという重要な機能があります。

地面の硬さや傾き、危険物はもちろん、車の運転などでも足裏の感覚は大事ですね。

足裏は日常生活においても案外と繊細な仕事をしています。

体を動かす仕事の方々なら更にいろいろな面で足裏の感覚が重要になるでしょう。

農業、漁業、建設業、もちろんアスリートやダンサーにも大切です。

 

足の裏の不調というと、直接的なところでは足底筋膜が硬くなることがあります。

足底筋膜が硬くなると、まず下肢後面全体の筋膜に制限が及びます。

そこから骨盤、腰部、背部、頸部等、身体の背面に少なからず影響していきます。

 

逆に足の裏の柔軟性が回復すれば、体の背面全体にとって良い影響があります。

もちろん、どこが原因かということでも結果は違いますが、硬くなった足裏を緩める効用は広い範囲に及びます。

歩きすぎたとか、靴が合わないとか、足裏が硬くなることは多いです。

放置しないでケアしておくと、生活が快適になります。

 

よかったら参考になさってください。

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

 

写真:Trevor205