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「食事の観察を」

 体は新陳代謝して日々新しくなっています。

その体における破壊と建設の材料やエネルギーとなるのは食べ物や水、空気です。

ですから、食べ物の健康への影響は大きく、よく吟味して食べたいものです。

 

不調の原因が意外と身近な食べ物という事があります。

例えば、テニスのジョコヴィッチ選手によって広く知られるようになった「グルテン不耐症」というのがあります。

小麦粉のグルテンが体に合わないというケースです。

アレルギーとまではいかないものの、不調の原因となっています。

また「乳糖不耐症」というのも有名ですね。

乳製品に含まれる乳糖が合わず、お腹を下したりしてしまいます。

有名なところ以外でも人によって色々あります。

 

また、コーヒーのような強い作用のある物も注意しておくとよいでしょう。

毎日5杯飲んでも平気な人もいれば1杯で頭痛がする人もいて、これも個人差があります。

コーヒーの場合は、目立った不調はなくともカフェインやアドレナリンへの依存の可能性もありますので、その点も気をつけて楽しむようにしましょう。

 

以上のように食品単体での作用もありますが、食べ合わせというのも人によって不調の原因になります。

単体では問題なくても組み合わせると具合が悪くなることがあります。

例えば、トウモロコシとインゲン豆を一緒に食べると具合が悪くなる人がいます。

ちなみに私は絹さやが味噌汁に入るとダメです。

 

単体にせよ、食べ合わせにせよ、そうしたことは日々の生活の中で自分で感じていくしかありません。

時間はかかるかもしれませんが、健康の問題も「彼を知り、己を知れば百戦殆うからず」です。

食事は戦ではありませんが、自分の体が、何を食べた時にどのような反応を示すか観察してみましょう。

毎日のことですので観察はしやすいと思います。

宜しければ参考になさってください。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

 

写真:Pexels