生きているという事はつねに変化です。生物にとって現状維持は停滞であり、後退であると言えます。
同じ毎日のようでも、細胞が入れ替わるように、心も感性も常に新しくなっていきましょう。
毎日の日課を続けることの中にも変化や向上があります。
もし、マンネリになっていると感じたら、感性が新たになるように角度を変えてみましょう。
運動やトレーニングが趣味なら、同じ種目でも注目するところを変えてみます。
おすすめは「感じ」を大事に行うことです。
腕立て伏せやスクワットのようなシンプルな運動でも全く違うものになります。
二の腕や胸の筋肉でなく、足に気持ちを向けて行います。これは結構面白いです。
上肢帯がきつくなりにくく、全身に負荷が分散します。
また、スクワットのような動きの時は、体を沈めるのではなく、足を引き付けるような感じで行います。
下半身の筋トレではなく、体全体が伸縮するような感じの全身の協調運動になり、おすすめです。
運動・トレーニングの世界には「意識性の原則」という考えがあります。
簡単に言うと、「注意を向けた筋肉がよく働く」という事です。
特定の筋肉を鍛えるのでなく、体を鍛えるという観点からすると少し問題があると思います。
なぜなら、部分に負担をかけるとその部分が痛むリスクがあるからです。
部分を鍛えようとする考え方もトレーニングとしては一理ありますが、
健康上は全身が協調する方が価値が高いです。
無理が少ないからです。
同じことをやっても、目の付け所が変われば、内容も質もガラリと変わります。
マンネリ化してきたら、変化のチャンスです!
最後までお読みいただき有難うございました!
さとう接骨治療室 佐藤