身体への湿気の影響
立夏に入り、いよいよ夏のはじまりです。
と言っても夏の気配が出てくるということで、本格的な夏はまだ先ですね。
梅雨もあります。
健康上よく言われるのは冷え対策ですが、湿気対策もとても大事です。
今回は湿気についてです。
湿気が強いと体も影響を受けます。
湿気は身体が鈍るような感じがあります。
身体も重く感じます。
呼吸器、泌尿器への負担が大きくなります。
(湿気によって空気が重くなるので、呼吸器の負担が大きくなります。
呼気や皮膚からの水分調整がしづらくなるので、泌尿器の負担がかかります。)
その為に色々な不調が起こります。
内臓を包む筋膜は筋骨格系の筋膜と一つながりです。
なので、内臓への負担は筋骨格のつらさにもなります。
肩が凝る、腰が苦しい、疲れが抜けない、眠れない等々…。
横隔膜や胸郭のゆとりがなくなると内臓の働きにも影響します。
しかし、一般的には湿気に注意するようにはあまり言われないようです。
暑さ、寒さ、乾燥には警戒しますが、湿気は見落とされています。
是非、体も湿気の対策をして下さい。
簡単なセルフケアを二つ。
ご自宅や職場でも簡単に出来る対策をご紹介します。
是非、試して下さい。
①体を捻じる運動をしましょう。
正座か椅子に腰かけて、身体を捻じる運動をして下さい。
泌尿器の負担は背骨の捻じれとして現れます。
その調整です。
②太ももの裏スジを伸ばしましょう。
大股で歩く、または立位体前屈動作で太ももの裏側を伸ばして下さい。
無理に伸ばさなくて良いです。
立位体前屈がキツイ時は膝は曲がっても構いません。
太ももの裏スジが伸びれば良いです。
呼吸器の調整にもなるようです。
それともう一つ、汗をかくようにするのも大事です。
汗をかいたらきちんと拭く、着替える。
体の調整作用を生かして参りましょう。
皆様の健康を願います。
ぜひ、試して生活に取り入れて下さい!
さとう接骨治療室
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