· 

「頭の疲労には手を休める」

今回は頭の疲労を取るためのヒントをご紹介します。

 

今の世の中は何かと頭が疲れます。

情報過多の為に頭脳偏重になりがちです。

ITの発達や身体を使わずともいろいろな事が済んでしまします。

銀行もネットバンキング、買い物もネット通販が便利です。

便利な反面、疲労が頭に偏るという問題があります。

 

頭が疲れた時はどうするか?

目を休める、首の緊張を取る等いろいろな養生法がありますが、手を休めることも良い方法です。

人間の脳の中で、手を使う為の領域がとても大きくなっています。

その為、脳の認知機能の維持・向上の為に手を使うことが推奨されています。

手を使った「脳トレ」です。

 

今回はこの手と脳の関係を、休める為に使います。

やり方はいろいろありますが、要は手(肘から先)の緊張や疲れを取ることが目的です。

 

・手をブルブルと振る。前腕、上腕も緩めるように腕を振ります。

水泳の選手が、スタート台に立つ前に良く腕を揺らしています。真似してみて下さい。

 

・肘から先を温める。いわゆる「肘湯」です。

手を休めるには前腕の筋肉を弛めるのも大事です。

なぜなら、指を動かす為の主な筋肉は前腕にあるからです。

46℃くらいの入浴よりも熱めのお湯を、大きめの洗面器等の肘から先が入る容器に入れます。

そこに両方の肘から先を浸けます。

時間は4~6分程度です。

部分浴の効能は意外と大きいので、少々面倒でもやる価値があります。

 

よかったら参考になさってください。

もちろん、睡眠等の休息は大事です!

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

写真:Kelli McClintock