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「歌を聴くこと、歌うこと」

 

コロナ禍と言われる状況が続いています。

健康上の不安よりも、この疾病に罹った後の不利益が怖いように思います。

誹謗、中傷、差別…。

不安が続くのもわかります。

私にも不安はあります。

なかなか安心できない、そんな時にすぐできることとして音楽が有効です。

とても簡単です。「歌を歌うこと」「歌を聴くこと」これだけです。

 

① 歌を歌ってみましょう。

リズミカルで抑揚のある声は、哺乳動物の神経系にとって「安心の合図」です。

不安が和らぎます。

また、歌う時の呼吸はこれも神経系を整える作用があります。

なので、歌を歌うことは不安な状況下ではとても良い影響を与えてくれます。

ひとりで鼻歌を歌うくらいのことなので、今すぐできます。

 

② 歌を聴きましょう。

前述の通り、歌は安心の合図となります。

好きな歌手の歌を聴くだけでも安心の作用があります。

安心できる人からの声がけは不安を和らげます。

信頼できる仲間の存在は心強いものです。

歌を聴くことは仲間のポジティブなメッセージと同様の効果があります。

 

ジャンルは問わないので好きな歌で試してみて下さい。

私は「知床旅情」とか「思い出のアルバム」とか「傘がない」とか「TAKE ME HOME COUNTRY ROAD」等を歌います。色々です。古い歌ばかりですが、まだ40歳です。

 

皆様もぜひお試し下さい。

尚、根拠が気になる方はポリヴェーガル理論の書籍をあたってみて下さい。

一般向けには、以前コラムで紹介した『ポリヴェーガル理論入門』がおすすめです。

 

みなさまの健康を願います。