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「深い息」

 

長い梅雨から一転、今年も暑くなりました。厳しい暑さです。

仙台は33℃くらいなので、まだ良いかもしれませんが、それでも暑いです。

今年はそれに加えて、コロナウィルスへの不安が社会全体を包んでいます。

 

私にも不安があります。

今回の疾病はともかく、恐慌と人間不信は恐ろしいです。

コロナウィルスへの恐怖から、他人を攻撃する人が出ていることが問題になっています。

不安を和らげるにはどうしたらよいでしょうか?

一つには呼吸が深くなるようにすることです。

胸郭と横隔膜を弛めて、深い息が出来るようにしましょう。

 

胸郭の動きといっても、なかなか難しいと思います。

腕の動きも使うとよいです。

バンザイをしながら息を吸いましょう。

上肢の動きと連動して、胸郭も動きます。

 

横隔膜を弛めると言っても難しいですよね。

仰向けになって肋骨の下に手を当ててください。

そのままゆったりとした呼吸をします。

横隔膜は肺の下、肋骨の下部にあります。

手を当てることで、横隔膜のリラックス効果があります。

 

呼吸が深くなると、自律神経に良い影響があります。

緊張状態とリラックス状態の切り替えがスムーズに行なえるようになります。

地道な方法ですが、日常生活に取り入れてみてください。

 

皆様の健康を願います。