「肩が上がらない」として、代表的な不具合を紹介してまいりました。
4回目は鎖骨です。
鎖骨は肩甲骨と関節し、肩甲骨と体幹部(胸骨)をつなぐ大事な骨です。
鎖骨の動きも肩関節周囲の運動では非常に大事です。
鎖骨と肩甲骨の間の動きが制限されると腕が上がらなくなります。
上腕骨の全体的な運動は肩関節と肩甲骨の動きが合わさって出来ます。
肩甲骨の動きがロックされると、上腕骨は十分な可動域を得られません。
試しに腕を上げてみて下さい。
運動の途中から上腕骨だけでなく、肩甲骨の運動が加わります。
肩甲骨が制限されると、肩甲骨が動き出す所から上がり難くなります。
ひどいと、上がらなくなります。
鎖骨の動きが悪くなると肩甲骨の動きも制限されます。
鎖骨は肩甲骨と胸骨に関節します。
ですから、どちらか一方でも可動域制限が生じると、肩甲骨の運動も障害されてしまうのです。
鎖骨運動のケアもしています。
我々のような療法なら当然です。
あえて言うほどのことでもないのですが。
一応、出来ることを。
よろしければ是非、さとう接骨治療室へご来室下さい!