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「立春の時期に糖断ちを」

今年は2月4日から二十四節気の立春です。

立春の頃は体も春への変化を始めます。

一年の健康を方向付ける大事な時期です。

この頃に行うとよい整体の養生法が「禁糖・糖断ち」です。

 

砂糖、コーヒー、アルコールを立春の頃に二週間程止めます。

断食や糖質制限のような過激な方法ではありませんので、我慢は少なくて済みます。

私も毎年この時期には糖断ちを行いますが、体の調子が良くなります。

これはなぜか?

砂糖、コーヒー、アルコールは神経系への作用が強いため、体のリズムに影響するからだと考えられます。

「コーヒー、お酒はともかく、砂糖??」と思われるかもしれんせんが、砂糖にも強い神経への影響があります。

欧州では、子供に夜甘いお菓子を食べさせないそうです。

理由は興奮して眠れなくなるからです。

糖断ちをした後に、砂糖の入ったお菓子を食べると、その覚醒作用に驚きます。

 

また、砂糖については「糖反射」ということが起こります。

これは砂糖が胃に入ると、動きが止まるというものです。

東京大学の実験で実証されたそうです。

角砂糖1/4程度を溶かした砂糖水を飲むと、10秒間胃腸の動きが完全に止まったとのことです。

 

こうした身体への作用の強いものを止めると、体本来のリズムに還りやすくなります。

特に立春の頃に体のリズムが整うというのは意味があります。

 

体の新年が始まるこの季節に是非、糖断ちをしてみましょう。

とてもおすすめです。

 

※肌の調子が良くなるので、女性の美容にもとても良いです。