低気圧で古傷が痛むことがあります。
気圧が低くなると体が膨張し、瘢痕や骨折跡など古傷はが周りと硬さが違うために違和を生じ、疼痛を誘発します。
痛いのですから、それ自体は嫌なことかもしれません。
しかし、低気圧で痛むということは古傷にまだ不具合があるということです。
普段はそれが感じられないだけです。
先日、野口整体の指導者から「低気圧で不具合が表面化するのは、改善の機会でもある」という話を聞きました。
これは実際に役立つ興味深い考えだと思いました。
私も先日怪我をした左足が疼くことがあります。
歩行などの運動時の痛みではなく、デスクワークの時に不意に痛みます。
そういう時は気圧が関係しているようです。
痛むと気になるのでケアします。
もし、痛まなければケアせず、残った不具合に気づくこともなくいるかもしれません。
部分の不具合は全体に影響します。
気づかぬうちに他の不具合になっていたかもしれません。
低気圧の痛みは好ましくはないのですが、良い面もあると言えます。
痛いならば、その痛みを改善の好機としたいものです。
皆様のご健康とご多幸を願います。
さとう接骨治療室