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「冷やさないこと、温めること(初秋の養生)」

9月に入りました。

日中は汗ばむ陽気ですが、朝晩の気温は下がってきます。

また日中でも、日陰に入ると涼しい風が吹いていたりします。

そうしますと、汗をかいているので余分に冷やしてしまうことになります。

この時期の余分な冷えは冬の不調に繋がります。

過度な薄着をしないこと、汗を拭くことが大事です。

 

野口整体では、この時期の足湯を勧めています。

足湯はくるぶしが浸かるくらいの高さまでを熱めのお湯に6分~7分くらいが目安です。

くるぶしの高さまで行うのは冷えだけでなく、この時期の乾燥から身を護る意味があります。

中医学の古典『黄帝内経』によると、秋の冷えに当たり肺を傷めてしまうことのないようにと教えています。

足湯は特に喉や鼻などの呼吸器の入り口をケアする整体法です。

秋口に行うのにとても良いです。

出来れば朝に行うとよいです。

よかったら参考になさってください。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

 

写真:alex geerts