言うまでもなく、体は使う時には緊張し、休む時には緩むのがよいです。
使うときに緊張するのは随意的に行いやすく、健康上の問題としては働かせ過ぎて緊張が抜けなくなることが多いようです。「ゆるむ」が「たるむ」になってしまうとそれも問題ですが、今回はいかに体を緩めて休んでいくかを考えていきましょう。
よく休むには眠りの質がとても大事です。
今更言うまでもないようですが、眠りの問題は多いです。
眠れない、眠っても疲れがとれない等でお悩みの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
体に緊張が残っていると、脳は活動中と錯覚してなかなか深く眠ることが出来なくなります。
特に眠りが浅い時の不具合で多いのは、後頭部から頸部の不具合です。
野口整体だと後頭骨の高さが違うと眠りが浅いということを言います。
後頭骨の高さが違うというと、まず後頭骨とその他の頭蓋骨の関節の不具合、後頭下筋群の緊張の二つが考えられます。
どちらにしても後頭下のケアは睡眠にとって大事です。
施術中でも、後頭下の緊張がとれると眠ってしまう方は多いです。
ご自宅で後頭下の緊張を取るなら、後頭下の筋肉をさする、蒸しタオルで温める等がよいでしょう。
ゴリゴリと揉んだりしないでください。
後頭下の筋群、頸椎はデリケートなので、強いことはしないのが無難です。
よかったら参考になさってください。
皆様のご健康とご多幸を願います
さとう接骨治療室