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「お彼岸の頃の養生(糖断ちと供養)」

今日は彼岸入りです。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、この頃はだいぶ涼しくなってきました。

ただ、日中は汗ばむので朝夕の涼しさで体を冷やさないことは気をつけていきたいところです。

 

さて、秋の過ごし方というと、今の時期は神経を休ませることも大事な養生です。

神経に強い作用のある物は控えるのがよいでしょう。

砂糖、コーヒー、アルコールは普段よりも少なく、出来れば2~3週間やめてみることです。

いわゆる糖断ちです。

しかし、お彼岸の墓参りや故人を偲ぶことも大切で、その際に甘い物やお酒、コーヒーを召し上がる機会はあるかと思います。

「懐かしむ」というのは秋の養生では大切であるように感じます。

ふと、昔のことを思い出し胸を温めることも神経を休ませることになります。

 

もちろん、いろんな事情があるでしょうから思い出したくない人もいると思います。

その場合は糖断ちを厳格にやってみるのがおすすめです。

血糖値の乱高下や、アルコールのストレスが無くなると神経を落ち着かせ、心身の健康によい影響があります。

私は秋分の日は母を偲んで、ドーナツとコーヒーを頂く予定ですが、それ以外はしばらくコーヒーと砂糖は控えようと思います。

「糖断ち」良かったら参考になさってください。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

 

写真:S. Tsuchiya