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「コーヒー断ちをしてみよう」

 

コーヒーがお好きな方は多いです。私もコーヒーが好きです。

しかし、コーヒーは作用が強いので注意が必要です。

コーヒーは紅茶等よりもカフェインが多く体への作用が強いです。

 

カフェインを摂るとアドレナリン、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

これによって、心拍数や血圧が上昇し活動に有利な身体の状態に入ります。

また、覚醒作用があり目の前のことへの集中力も高まります。

脂肪燃焼作用もあり…等と書くと良いことしかないように見えますが、作用が強いということは副作用も強くなります。

その時は良くても後々にその影響が出てきます。

 

アドレナリン、ノルアドレナリンが必要な状況はストレスがかかる時です。

目の前の状況に対応する必要があって分泌されるのが正常です。

カフェインの摂取による興奮状態は人為的に作り出されたものなので、過剰になりやすいです。

ストレスが去っても、カフェインの作用で興奮状態が続くと体は疲弊していきます。

活動状態が収まらないので、休息しにくくなり十分に疲れが取れません。

二重に疲れが残りやすくなります。

 

適量ならよいという考えもありますが、日頃から常飲しているとその作用の強さに気づきにくくなります。

そこで、コーヒー断ちをおすすめします。

カフェインが体から抜けるのに必要な時間は、通常一週間と言われていますので、とりあえず一週間だけコーヒーを摂らないようにします。

コーヒー断ちが明けてから、コーヒーを飲んで見るとその覚醒作用の強さに驚くかと思います。

すっかりやめるのは難しいとしても、時々コーヒーを断ってみることは健康を見直すうえで意味があります。

よかったら参考になさってください。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室

 

 

写真:Maria