更年期はいつ?
女性の45歳~55歳頃、男性なら60歳前後頃です。
人によって違いがあるので、あくまで目安です。
更年期は思春期の次に体が大きく変化します。
この時期に体調を崩す方が多いです。
しかし、更年期を経て人間の体が完成するという考えもあり大事な時期でもあります。
成熟した老年に至り、人生の締めくくりに入るというのです。
面白い考えだと思います。
女性の更年期と骨盤
更年期というと、やはり特に女性で気にされる方が多いです。
弊治療室では、この時期の方に骨盤の調整を行うことが多くなります。
更年期は骨盤が大きく変動するからです。
骨盤を安定させている組織は靭帯と骨盤です。
靭帯はホルモンの作用で弛んだり締まったりします。
特に女性は妊娠・出産の際に骨盤が開くことが必要です。
その為、ホルモンバランスが骨盤の安定度に大きく影響します。
更年期になると骨盤は開いてきます。
その開く変動が終わると更年期も終りです。
ですから更年期の骨盤変動がスムーズに行なわれるようにケアすると良いのです。
いわゆる更年期障害というのも、骨盤のケアで案外と軽く済むようです。
男性の更年期
女性の更年期については様々な身体の変化もあり、一般的に周知されており、皆さん注意してその時期を過ごされます。
しかし、男性の更年期についてはそれほど注意されていないように思います。
男性の更年期でしばしば話題になるのは鬱状態ですが、鬱と更年期をセットで考えるというと実際とは違ってきます。
女性の更年期についても言えますが、人によってその影響が大きく異なるからです。
男性が更年期に差し掛かる頃、高血圧や糖尿病が多くなります。
これも更年期の不調と言えるでしょう。
体の不具合は運動や食事などの生活習慣を改めていくことが大事です。
ホルモンバランスの変化が精神面に影響することもあります。
先程も触れましたが、鬱状態になったり、逆に急に何か無理な冒険をしたくなったり、女性関係でおかしなことをしてみたりといったこともあるようです。精神面の不調にも注意していたいところです。
男性の更年期についても施術で体をケアをすることは意味があります。
体が硬くなると何事も億劫になり、生活習慣を改めることや、自分の状態に注意する余裕もなくなります。
定期的なケアで大きく体調を崩さないようにすることは大切です。
前述の通り、更年期は体調を崩しやすい時期です。
心穏やかに、体の声を聞くように生活されますように。
弊治療室でも、骨盤等の調整を通してお役に立てることもあるかと思います。
ささやかなことかもしれませんが、少しの違いが大事なこともあります。
よかったら参考になさってください。
皆様のご健康とご多幸を願います。
さとう接骨治療室
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