今日はスポーツの日ですが、元々は体育の日でした。
体育は文字通り体を育てる。
体育の授業では体を育てているでしょうか?
私は小学校の頃、体育の時間が嫌いでした。
マット運動や跳び箱が出来なかったからです。
けれど、学生時代にレスリング部に入部してマット運動が好きになり、体も強くなりました。
体育の授業よりも「体育」でした。
この違いは何でしょう?
部活動では同級生が出来るように教えてくれました。
私の興味が湧くように誘導し、劣等感が起らないように教えてくれました。
他方、小学校の授業では劣等感が募り、興味もわかず、嫌なだけ。
興味や主体性はとても大事です。
面白ければそれぞれの進度で上達していくし、意欲も湧きます。
学校体育の欠点は、生徒の興味よりもカリキュラムの消化や課題をクリアすることに重点があることではないかと思います。
先生はカリキュラムに縛られ、思うような指導が出来ない。
運動が得意な子も、苦手な子も、楽しく意欲を持って体を動かせるようにしたいものです。
部活でマット運動を教えてくれた友達はとても運動神経がよかったので、宙返りも出来ました。
私はそこまで出来なかったけれども、それでも楽しかった。
学校の体育教育はまだまだ課題があるように思います。
大人の体育ではどうでしょうか。
スポーツジムや教室に通っている方も多いです。
ジムのインストラクターや教室の先生は、生徒に劣等感を与えないよう注意し、
体を動かす楽しさを伝えるべきです。
興味を持って取り組めることは長続きします。
体を動かして丈夫にしていきましょう。
ちなみに私は中国武術をやっています。
楽しいです。
運動の研究にもなり、仕事にも有益で一石二鳥。
皆様のご健康とご多幸を願います。
さとう接骨治療室
コメントをお書きください