健康の秘訣に頭寒足熱というのがあります。
一般には、健康法として「足を温かくし頭を冷やす」と思われがちですが、頭寒足熱とは健康な状態のことを言っています。
足湯等で足を温めること、足首を冷やさないように厚手の履物にすることは養生法として大変重要で有効ですが、本来の頭寒足熱とはやや異なります。
頭を冷やす、カッカしないで冷静でいることは心理面だけでなく、体の健康にも大切なことです。
過度な興奮はストレスホルモンの分泌を促し、常態化すると体にも多大な負担がかかります。
足を温めることにしても、よく動くことで、足腰の血流を促し、筋骨を丈夫にしておくことは外部から温めたり保護することにも増して重要です。
頭寒足熱でいるように心がけることは、健康法というよりもむしろ生き方の問題になります。
カッカしないで、心静かに、足腰を丈夫にしていくように生活することです。
私がそのように出来ているかというと、そうでもないので「頭寒足熱」を生活の基本の一つにしていこうと思います。
よかったら参考になさってください。
皆様のご健康とご多幸を願います。
さとう接骨治療室