「神経学的統合不全(スイッチング)について」

今回は私たちが「神経学的統合不全(スイッチング)」と呼んでいる状態について簡単に紹介します。

これは、簡単に言うと神経と筋肉の繋がりが乱れている状態です。

通常は、神経と筋骨格に生じる不具合でのエラーは一定しています。

ある日の花子さんに中殿筋の弱化がみられたら、何らかの修正されるまでは中殿筋は弱化したままです。

しかし、この「スイッチング」というのがあると、弱化が一定して検出されません。

中殿筋に力が入ったり入らなかったりします。

他の筋肉についても同様のことが起こります。

 

筋肉の弱化がある状態ですと、力が入るべき時に入りにくく運動中のタイミングがずれてしまいます。

スイッチングのある場合はこれも一定しないので、通常の不具合よりも余計に混乱していると言えます。

疲れやすく回復しにくいし、施術する際にも焦点が定まりにくく難しい面があります。

ですから、施術の際には「スイッチング」があるか無いかを検査し、あればスイッチングの修正をします。

 

神経学的統合不全(スイッチング)は強いストレスや、ショック、季節の変わり目に体が追い付いていない時などに起こります。自律神経も乱れ、回復に必要な休息や栄養摂取にもマイナスの影響があります。

 

スイッチングがあるか無いかは自分では自覚しにくいものです。

こうしたこともあり、当治療室では目立った不具合がなくとも月に1回~二回程度の定期的な施術をおすすめしています。

これはおすすめで、強制ではありませんので、みなさんのご都合に応じて施術していますのでご安心ください。

 

以上、簡単ではありますが当治療室の施術の一端をご紹介しました。

興味をもたれましたら、ぜひ当治療室をご利用ください。

最近、疲れやすいとか、回復しにくいという方にもお役に立てるかと思います。

あなたのご来院をお待ちしております。

 

皆様のご健康とご多幸を願います。

 

 

さとう接骨治療室