立冬に入り、一段と冷えるようになりました。
この頃は最高気温も15℃くらい、最低気温は一桁台です。
少し前ですと、このくらいの気温はだいぶ寒く感じるのですが、立冬も一週間を過ぎてくるとさほどつらくなくなってきます。
これは体が寒さに対応して変動するからです。
生理学だと「寒冷順化」と言います。
寒さのストレスに反応して、熱を産生したり、体温を逃がさないようにしたりという変化が起こります。
この変動がスムーズでないと体に不具合が生じます。
筋骨格の変化だと、わかりやすいのが骨盤の変動です。
寒い時期には体温を逃がさないように骨盤は締まってきますが、骨盤の可動性が悪かったりバランスが崩れていたりすると足腰に痛みが出る等ということが生じます。
これを予防するには、骨盤の可動性を保つこと、偏りを無くすことです。
デスクワークの方は、席を立つタイミングで簡単な柔軟体操をしておくことがよいです。
前屈や後屈、臀部の簡単なストレッチも入れるとよいでしょう。
運動は習慣が大事です。
少しづつでも、習慣であることが大切です。
仕事中やご自宅でできる簡単なエクササイズについてわからない場合は施術の際にご相談ください。
皆様のご健康とご多幸を願います。
さとう接骨治療室