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「低気圧を乗り切る」

 梅雨は湿気も負担ですが、低気圧の対策がなかなか難しい課題です。

湿気の方は水分の調節という面で、わりと眼に見える面があるのですが、

気圧は分かりづらい。

  そこで、低気圧の生理作用を糸口にあれこれ試してみました。

厳密な医学的な根拠はさておき、健康を保つための実験的な試行錯誤です。

良かったお付き合いください。皆様の参考になれば幸いです。

 

 低気圧の生理作用は①血糖値の低下、②赤血球の減少、③酸素吸入量の低下、3つです。

これらにより、怠くなったり、痛みや疼きを感じやすくなったりします。

ですからこの3つの作用に対策すればよいのではないかと考えました。

 

①血糖値の低下への対策。

 まずは血糖値が低下する為に活動が低下してしまうことへの対処です。

甘いものを食べればよいか?これはダメです。急に血糖値が上がるとインスリンの分泌が盛んになります。そして血糖値が急に下がり、再びだるくなる。試さなくていいやつです。

 血糖値を上げる生理的作用は他にもあります。そう、アドレナリンです!

アドレナリンの分泌を促すには筋運動が安全で健康的だと思います。

私が試したのはスクワットです。

下肢の筋肉は大きく体全体の筋肉量の6~7割を占めると言われていますので、筋運動刺戟としては効率が良いです。

結果はgood!でした。怠さが取れて、活力が湧いてくる感じです。

やはり適度な刺戟は健康に必要です。

 

②赤血球の減少と③酸素吸入量の低下への対策。

 これは心拍数が上がるような運動と深呼吸が良かろうと思って試しました。

深呼吸、悪くないです。でも、もう一つ活発な感じが欲しい。

次に心拍数が上がる運動として、腕立て伏せとスクワットを少し早いペースで行いました。

こちらは良かったです!

 

 結局、どちらもスクワットをやりましたので、低気圧対策の一つにスクワット!

雨でも場所をとらずに室内で行えます。良かったらやってみて下さい。

 

補足)以下、参考までにスクワットと深呼吸を合わせたやり方を紹介します。

①しゃがみながら息を吐く

②立ち上がりながら息を吸う。

これだけです。これはシステマというロシアの武術の訓練法を参考にしました。

下肢の柔軟性にもよいのでおススメです。

※ウェイトトレーニングのスクワットとは呼吸が逆です。

(普通はウェイトを持ち上げる時に吐きます)