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「空腹を味わいましょう」

 開口一番、白状します。私は食べ過ぎです。わかっています。

三食きっちり食べることはないのですが、成長期でも運動部でもないのに余分な栄養をとってしまいます。

しかし、私は療法家。健康生活の見本であろうと気を付け、何とか前向きに食を締めるアイデアを模索しています。

そこで思いついたのです。空腹の心地良さを感じようと。

 

「空腹なんて心地良いかよ!」と思われる方も多いかと思いますが、満腹で苦しい経験をしたことはあると思います。

動きにくいし、腹も苦しい。

一方、空腹はどうでしょうか?体は軽い、動ける。野生動物を見ても空腹であればこそ食事にありつき、生き延びられる。現代社会をサバイブするにも適度空腹歓迎、満腹警戒です。

 

 空腹も過ぎると飢餓になります。しかし、食べ過ぎで悩む我々には飢餓の心配はいりません。

食事は腹7分目にして、空腹になるまで次の食事は控えてみましょう。

更に、軽い空腹状態で活動してみましょう。いつもよりはかどる事請け合いです。

体操をしてもより動けるし、書き物をしてもより良い発想が出て来るでしょう。

習い事をしている方はお稽古してみるとよいでしょう。満腹状態よりも上手くいきます。

 

 満腹状態では体は消化・吸収の方に働かなくてはなりません。

ですから運動にも思考にも働き難いのです。満腹の不便と空腹の快適を見つめ、丁度良い食事量を求めていきましょう。

そうすれば食べ過ぎることは減っていくはずです。

 

 適度な空腹のススメでした。

私も気を付けます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!