「メガビタミン健康法とは②(ビタミンC健康法)」

 前回の続き、メガビタミン健康法について。

今回はビタミンCの効用と摂取についてです。

◆何に含まれるか?

ビタミンCを多く含む食品と言えば、レモン、アセロラ、ピーマン、トマト、ジャガイモ等が有名です。

 

◆不足、欠乏した場合どうなるか?

肌荒れ、免疫低下、ケガが治り難いなど。

 

◆積極的に摂取するメリットについて。

メガビタミン健康法の柱の一つとなるだけあり、その作用は多岐に亘ります。

 

・免疫強化作用

免疫にはマクロファージ、ナチュラルキラー細胞といった、ウィルスや雑菌と闘う細胞が重要な役割を果たします。

これらの免疫細胞はインターフェロンによって増加します。ビタミンCはインターフェロンを増やす作用があります。

抗菌、抗ウィルスにとって重要な働きがあるのです。

 

・コラーゲン合成作用

コラーゲンはタンパク質の一種です。動物の皮膚や骨、靭帯などに多く含まれます。

また、血管やリンパ管などにとっても土台となる大事な構成要素です。

ビタミンCはこのコラーゲンを合成する作用があります。

筋・骨格系にとっても、血管などの脈管系にとっても、重要な栄養素です。

しなやかなで丈夫な筋骨格、血管は健康には欠かせません。

ビタミンCはその土台作りに貢献してくれます。

 

・抗ストレス効果

ストレスに対抗するホルモンは副腎で作られます。このホルモンの生成にビタミンCが必要です。

精神的なストレスにも、肉体的なストレスにもビタミンCが有効です。

ストレスにもビタミンCです。

 

まだまだ、いろいろな作用があるのですが、特に大事な事をピックアップしました。

 

◆摂取量について

 厚生労働省の推奨量は100mg以上/一日です。

しかし、三石理論では3000~5000mg以上/一日が推奨されています。

厚労省の推奨量に比べて、三石理論の推奨量はかなり多いので副作用を心配する方もあるかと思います。ビタミンCは摂り過ぎても尿中に排出されて、目立った副作用などもないので、これで健康を害するという心配はないようです。

しかし、ビタミンCを摂りすぎるとお腹が緩くなる人や反対に便秘になる人がいるので、消化器への多少の影響はあるようです。

また、製品によっての差があり、「A社は良いのだが、B社は合わない」という事があります。

 

◆いつ摂るか

 ビタミンCは水溶性の為、大量に摂取しても余計な分は尿中に排出されます。

血中のビタミンCの濃度を保には一日を通して複数回に分けて摂取するのが効果的だと考えられます。(朝、昼、夕に1000mgずつ摂れば、3000mgをとる事が出来ます)

 

◆私個人の感想

 私がメガビタミンでビタミンCを試して感じたことは、自分の場合は「メガ」までは要らないかなと思いました。

これは私の体質として、ビタミンCの要求量が少ないからだと思います。

ただ、時に大量に欲しくなることがあります。

私の場合は、甘いお菓子で砂糖を多く食べた時、お酒を飲み過ぎた時です。

今は、メガビタミンCはやっていませんが、体の感じに合わせて必要な感じがしたら摂るようにしています。

 

◆まとめ

 毎日お仕事を頑張っている社会人の皆さんにも、療養中の方にも、ビタミンCの摂取は良い影響があります。

また、部活動をしているお子さんをお持ちの親御さんはビタミンCを摂るように栄養摂取を設計してあげるとケガの防止になり、ストレスに強くなり、トレーニング効果も高まる等メリットが沢山あります。皆さんの健康にお役立て下さい。

 

最後までお読みいただき有難うございました!

(※次回はビタミンEです)