「運動連鎖」

理学療法の方に「運動連鎖」という有名な運動の考え方があります。 要は全身はつながり、局所の問題が離れた他の所や全身に影響するということです。 説明に便利なので、私もその理論を拝借する事があります。 (もちろん、理学療法以外の療法家、医家の先人も同様の考え方や観察をしています。) 例えば、足の骨に不具合がある為に、腰が痛むという事は割とあります。 足のアンバランスが足首、膝、股関節、腰へと連鎖するから、という考えです。

 

「連鎖」でイメージされるような伝わる運動もありますが、実際には全身が協調して、同時発生する運動連鎖もあります。

同時発生の運動連鎖に不具合がある場合は原因を特定するのはなかなか難しいです。

同時なので、どちらが元か?という問題が出てくるからです。

 

まずは痛みから離れた個所が原因になる場合がよくあるということを、皆さんの常識にしていただきたいと思っています。

その方が、根本的に身体を良くすることが出来ると思います。

痛みがある場合はもちろん、競技で結果を出したい方にも有益な視点です。

 

あなたの不具合はどこから来ているのでしょうか?

よろしければ、参考になさって下さい