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「最初の一歩を」

 

いろいろな健康法や養生法があります。

健康法と言うのは、大体は地味でささやかものです。

劇的な変化は起さないものです。

しかし、だからと言って軽んじられるものではありません。

劇的で激しい変化は、負担を伴います。

人間の身体は恒常性維持機能というのがありますので、

良くなる方にも、悪い方にも急には変化しないようになっています。

 

健康法の良いところは、身体を少しづつよい方に向かわせることが出来ることです。

小さな変化でよいと思います。

小さな変化が次の反応を誘います。

そして、更に次、次と反応が起ります。

 

大事なのは最初の一歩を踏み出すこと。

そして、良いと感じたら続けることです。

続けていると、変更することもあると思いますが、生きているというのは変化を続けることでもあります。

間違っていたらさっさと改めればよいだけです。

 

大事なのは、無理をしないこと、あせらないこと。

そして、健康法に期待し過ぎないことです。

早く良くなりたいとか、早く丈夫になりたいと思っても、

体の自然法則を無視することは出来ません。

 

なので、体に良くて、楽しくやれることを無理なく続けること。

これが健康法の基本だと、私は思います。

もし何もやっていないなら、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

食事でも、運動でも、何でもよいと思います。

 

皆様の健康を願います。