「食糧危機について考える」

 

中国・長江流域の洪水、サバクトビバッタの被害で、今年の秋は食糧危機が危ぶまれています。

中国は米国に大量のトウモロコシを発注したとのニュースもあります。

習近平氏は中国人民に食べ残しをしないように呼びかけています。

 

 

外国の話だと思う人もいるようですが、日本はかなりの量の穀物や農産物を輸入しています。

国内の家畜の飼料は、一般的に輸入穀物が使われています。

野菜やお米は国産が殆どですが、大豆や小麦等はかなりの量を輸入に頼っています。

ですから、海の向こうの出来事と無関心ではいられないと思います。

 

無い時にどうするかも考えなくてはいけません。

備蓄できるものは備蓄しておくのが良いでしょう。

必要な栄養素は何かという知識も大事です。

三大栄養素とビタミン、ミネラルについての基礎知識があるとよいでしょう。

サプリメントでしたら保存も容易です。

究極的にはだれに優先的に食べさせるかということも考える必要があるかもしれません。

 

体を調整する者の立場からすると、体を丈夫にしておくこともとても大事です。

少ない食糧でも大丈夫なようにしておくこと。

食べ物はかなりの部分を排泄していますので、

効率よく吸収すれば食料を節約できる可能性があります。

ただし、成長期の子どもは別です。

出来るだけ我慢しないで済むように配慮したいです。

しかし、大人も働く都合上、栄養が必要です。

それぞれが充分な食べ物をバランスよく取れるように工夫したいものです。

 

それにしても、食糧不足が危ぶまれている中、食料の廃棄が多すぎるのは何とかならないのかとも思います。

食べるに困る人がいる一方で廃棄が減らない…。

 

 

時代は大きな変動期にあります。

心身共に健康に逞しく、乗り越えていきましょう。

 

皆様の健康を願います。