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「体が硬いのはなぜ良くないか?」

 

 

体が硬いのは、健康上よろしくありません。

体は弾力があり、しなやかなのが良いです。

「そんなことは言われなくともわかっている」と思われるでしょうけれど、

おさらいのつもりでお読みください。

 

背骨の運動が制限されると、運動神経の伝達が遅れてしまうので、ケガのリスクが高まります。

自律神経にも要らざる負荷をかけるので内臓機能にも良くありません。

 

内臓への負担と言えば、筋膜の伸び縮みが悪くなるという点でも体が硬いことは不利です。

腎臓、肝臓、胃腸が硬い膜で制限されている様子をイメージしてみて下さい。

内臓の機能としても弾力は重要です。

分かりやすい所では、血液の流れが悪くなるというデメリットがあります。

 

 

肋骨の動きが硬い人は、呼吸が浅くなります。

呼吸の関連では横隔膜の動きが制限されると、血液の流れやリンパの流れが悪くなるということもあります。

どうでしょうか?ざっと挙げても、良くないですね。

 

体が硬くなる原因としては、運動不足を挙げる方が多いです。

確かに運動不足は大きな原因です。

ならば、運動すれば改善するのか?

ある程度までは改善します。

しかし、根本的に柔軟にしたいなら、運動の他の生活習慣も変えることが必要です。

 

飲酒、過食、睡眠不足等々…、運動不足以外にも体を硬くする事はあります。

体を硬くする習慣を改めましょう!

(内臓への負担が体の硬さの原因となっていることも多いのです。)

書いてしまった手前、私も改めます。

私の場合は特に食べ過ぎが…なかなか…。

 

体の声を聴き、環境と調和して健やかにお過ごしください。

皆様の健康と繁栄を願います!