健康法で「何々せねばならない」ということは多いです。
食べねばならない、眠らなくてはならない、休まなくてはならない。
確かに、それぞれ必要なことです。
しかし、年中同じようにすることが良いのかは分からないものです。
運動量の違いはもちろん、天候によっても疲労は違います。
どんなに良い健康法であっても、「いつでも誰にでも同じく」は難しいのです。
むしろ、「何々せねばならない」と自分を縛ることから自由になることから、健康法は始まるのではないかと思います。
自発性が大事です。
自発というのは、「自分から」という意味合いもありますが、
健康法としては「自然発生」が本来の意味です。
お腹が空いたら食べ、足りたらやめる。
エネルギー発散の要求が起こるから動く。
よく動いて、疲れたら休む。
眠くなったら眠り、目が覚めたらさっさと起きる。
これが、健康の原則だと思います。
この当たり前のことをちょうど良く出来るか?
大きな問題です。
頭の中でこねくり回した養生法でなく、
本当に元気が湧いてくる生活をすることが我々の目指すところです。
でも急には難しいので、試行錯誤したり工夫したりして、
最終的にそこに至れたらいいなと思っています。
皆様の健康と繁栄を願います!