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「自分の中のなぜ?を見つめる」

 

健康を活かすためには、誰かが作った外の健康法に飛びつく前に、自分はどうなっているのか?

どうしてそうなったのか?ということをつかまなくてはいけません。

しかし、無意識の癖、見たくない自分の生活態度、目を背けたい現実等が根本にあるので、

そう簡単にはつかめません。

かといって、そのままやり過ごすのは問題が大きくなるだけです。

 

手掛かりの一つとして、野口整体ですと「体癖」という分類があります。

体の癖と体質、体型、性格、行動規範、価値観等の関連を観察・研究したものです。

以下の傾向が混ざり合って個人の体癖が形成されているという観方です。

 

・上下型(大脳型)

・左右型(消化器型)

・前後型(呼吸器型)

・捻じれ型(泌尿器型)

・開閉型(骨盤・生殖器)

・遅速型

 

これらの型の傾向は絵具が混ざりあうように微妙に個人の色をつくります。

例えば、私なら捻じれと左右があり、時々上下が出てくる感じです。

捻じれは勝とう負けまいの闘争型、左右は好き嫌いの感情型です。

身体の傾向は泌尿器と消化器に特徴的に表れます。

 

体癖は難しく、私は自分を観ることにしか使いませんが、

健康を見つめるのにはよいです。

野口晴哉の「体癖」に関する本は大手出版社からも出ています。

興味のある方は読んでみるとよいかと思います。

 

心の方面ですと、ユング心理学と占星術の関係は興味深いです。

「占星術なんて、あてになるか?」と思っていましたが、

ユングとの関連で少し学んでみると「こういう人間探求もあったのか…」と驚きます。

 

自分を理解する、とても重要ですが一番見たくない問題かもしれません。

 

皆様の健康と幸せを願います!