· 

「息を深く、よい呼吸をしましょう」

今回は呼吸の重要性についてです。

呼吸は身体の健康にとってとても大事です。

もちろん、呼吸しないでは生きていられませんので大事です。

それと同時に、健康維持する上でも重要な運動なのです。

 

現代社会では。いろいろな原因で身体が縮こまり背を丸く胸を縮こめてしまうことがあります。

デスクワーク、重労働、精神的なストレス…身体を固くすることは沢山あります。

呼吸も浅くなり、リズムが速くなってしまいます。

これは免疫力の点から言って良くありません。

胸郭の運動が制限されると、免疫力に重要と言われる「リンパの流れ」も制限されます。

また、横隔膜の運動も制限されてしまうと内臓とその周囲の組織も硬くなってきます。これは全身の健康にマイナスです。

横隔膜と骨盤底の筋膜は連動しますので、骨盤周囲の問題にもつながってきます。

 

これらを改善するために、胸郭を広げる運動と、深い呼吸をしてください。

腹式呼吸の重要性はよくいわれますが、胸でする呼吸も大事です。

胸郭が良く動くことはリンパの流れや、肩関節周囲の運動にも良い影響がありあります。

 

 

 お伝えしたいのは、3点です。

①胸式呼吸で胸が縮こまらないようにしましょう。

腕を大きく広げたい、バンザイしながら息を大きく吸いこむ運動がおススメです。

②腹式呼吸をして、横隔膜をよく動かしましょう。

お腹を膨らませながら、深く長く静かに息をする練習がおススメです。

 

どちらも、とてもシンプルで、どこにいても出来ます。

是非、日常生活の参考になさってください。

 

皆様の健康を願います。

 

 

さとう接骨治療室